引越しの基本的な料金の出し方

さあ、この記事では皆さんが引越しをよりお得にするために、引越し金額は何からできていて、業者はどこから値段を引いているのかを解説していきたいと思います!

まず、引越し料金の基本構成ですが、大きく分けて【基本料金】と【オプション料金】に分かれます。

基本料金には、引越し距離や作業時間、トラックのサイズ、必要な作業人数が含まれます。一方、オプション料金は、荷造りや荷解き、特殊な荷物の搬送(ピアノや大きな家具など)、不用品処分、保険など、追加サービスを利用する場合に発生します。

ここでは、上記のうち【基本料金】に焦点を当てていきます。【オプション料金】については別の記事にてまとめます!

さて、【基本料金】について細かく見ていきましょう!

基本料金を決めるために業者が中心的に見ている部分としては下記のものになります。

  • 引越しの距離・・・近場での引越しなのか、県をまたぐものであるのかというところが一番見られるポイントですが、団地等の階段作業の有無、現住居や引越し先の目の前の道幅なども大切です。
  • 荷物の量・・・どのくらいの量の積み下ろしが発生するかによって、現地作業員の人数を調整します。そのため単身・家族など、世帯構成によって高くなりやすい・安くなりやすいがありますし、単身の方でも荷物が多ければ金額は自ずと高くなります。
  • 時期・・・全国的な異動の時期(3月中旬〜4月中旬)や夏の時期(7月下旬・8月・9月上旬)に関しては季節的な要因が重なることで高くなりやすいです。特に前者の【繁忙期】の時期は桁が違う金額となります。

引越しは、この3つさえ分かれば大まかな金額が決定します。

【荷物の量】+【時期】の部分を人件費で変動するものと考え、ここを値引きする場合が多いです。

またこの3項目については上から順に【変更しにくいもの】となっております。

例・・・「4/1に東京都内の隣の区のマンションへ家族4人で引っ越します。」

という場合

引越し先が決定しているため、距離は変えれない。

荷物の量は家族4人分、この際断捨離をすれば多少は減るでしょうが、100あるものを10〜20の量まで手放すというのは現実的ではないでしょう。

時期については不動産とのやりとりをしっかりすれば土日引越し→平日引越しなどある程度変更も可能でしょう。

というように、項目的には上から順に変更するのが難しくなっていると思います。

要は、「基本金額を下げよう!」と思ったときに、もともと変動する費用として考えてある【人件費】に当たる部分の条件を業者に対して妥協すれば値段を下げやすいのです。

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